時代の移行と共に過ごした10連休が
ずいぶん前のことのように思います。
連休中は多くの人であふれかえっていた元町界隈でしたが
いつもの週末に戻っています。
昨年の名古屋で受講した筋膜インテグレーション
下肢、上肢の続き、
頭、頸椎、顎関節のセミナーを連休後半の四日間、
東京にて受講していました。
最近では「筋膜」という言葉は「聞いたことがある」
という人が増えてきました。
「筋膜」というからには筋肉を包んでいるんだろうと
思われていますが、実際はそれだけではありません。
たとえば、腰痛の原因は色々ありますが、
内臓の膜の問題によって引き起こされる事もあります。
また肩の問題においては胸膜や心膜という
呼吸や循環器に関連する膜を整えることで改善する可能性もあります。
さらに顎や舌の緊張が身体の様々な個所が
動きにくくしてしまう事もあるのです。
身体の浅い場所、深い場所、
内臓、骨、ひいては細胞まで
全身のありとあらゆる組織は膜に包まれています。
ですから膜が身体の全てを立体的に形作っているのです。
それらの役割りは、それぞれの臓器が独立して働けるように
隣の組織と隔てたり、
全身の動きのつながりや神経伝達にも関係しています。
いわば身体全体の動きや情報を伝達してゆくネットワークなのです。


これら一連のセミナーで、足〜腹腔〜胸腔〜首〜頭、顎関節
までの筋肉の理想的な「張り」を取り戻すテクニックを学びました。
昨年に引き続き、教えてくださったブルース先生。
複雑な事をとてもシンプルなテクニックにまとめ
本当にわかりやすく教えて下さいました。
テクニックがシンプルであるからこそ、
施術者の技術が問われることをあらためて学びました。
そして、通訳のゆきさん!今回もお世話になりました!
テンポのよいわかりやすい通訳があったからこそ
スムーズに内容を理解することにつながりました。
ブルース先生が制作された筋膜に関するドキュメンタリー映画
「The Secret Life of Fascia」予告編を是非ご覧ください。
神秘と驚異にあふれた身体の持つシステムを
少しでも感じていただければと思います。
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